(あべ しょうま)です!
きっかけは、家に来る営業の人や父の仕事関係の人の配る名刺でした。 その中に『リサイクル紙を利用しています』というものを見付け、環境問題に取り組んでいるんだなぁと感じました。 父にその事を伝えると、「紙で作った名刺自体がすでにエコじゃねぇけどな」と笑っていました。 では何で名刺を配るのかを尋ねると「自分を知ってもらうために行う儀式みたいなものだな」と父は言いました。 僕はその名刺をよく見ました。 自分を知ってもらうためなのに、文字は小さいし、住所と名前と会社名がほとんど。 裏面を使って様々な商品や製品を紹介している名刺もありますが、どれもそれを見たところでイメージ付きません。 実際、現在はほとんどの企業がホームページを持っているので、URLやメールアドレスを掲載して、狭い範囲に文字がひしめいて、情報過多の対渋滞を起こしている名刺もありました。 シンプルなものは見やすいですが、よくよく考えてみると、高校生である僕にはその名刺を見てもその人の事が良く分からないというのが感想でした。 それを父に伝えると、なら「ホームページと名刺を合体させればいいんちゃうか?」と言い、紙をなくしてアプリにすればいいという結論に至りました。 これがこのアプリが生まれた原点です。 そこから、SNSのような情報発信機能を追加し、マーケティングを兼ねたアンケート機能を追加することで現在の形になりました。 lineやFacebookのようなオープンのものは、分母が大きいの見知らぬ人との交流が期待できる反面、詐欺や怪しいものまでで出回っています。 そこで安全や安心、信頼というものを重要視するならば、配った人だけが見れる形にし、信用できる人から繋がった人たちのコミュニティに出来ないかと考えました。 本来名刺も同じです。 スマホで撮影した画像が反転する等、まだまだ課題もあるのですが、今後はアプリ利用者がその繋がりを開放していくことで、名刺交換をしていない方との交流が出来るようにしていき、身元の明らかな人で作られるネットワークになっていく予定です。 何百万円もする、二回見る必要のないホームページではなく、自分という人間がどういった人物で、何を扱っているのか、つまりは個人用のホームページを定額で低額で、かつ機能を拡張していける、危険な外国製のSNSに頼らない国産のコミュニティツールにしていきたいと考えています。 |